子育ては毎日戦争
やって欲しいことは彼女には一つも採用されず、イライラが募るばかり。
「もう~しないからね」
と言ったって平気。嫌だ嫌だのいやいや期。
怒ってはだめだとわかってはいるけれど、ギャーギャー言ってしまう。
完全にこちら負けです。
育児書に載ってあることもやってみますが、一辺倒にはいきません。
おばあちゃんからはしつけがなってないと言われ、出かけ先ではうるさいと思ってらっしゃる方もいます。
ひっくり返りびくとも動かない様子にため息も出ます。
さてどうしたらいいのでしょうか。
色々な人に相談し自分なりに勉強した結果は、優しく伝えることでした。
3歳になると物事の理由を理解し始めます、理屈をこねるようになるのです。
だから、こちらがギャーギャー言ってることはわかっているのです。
自分がごねていることもわかってやっているのです。
完全に試されているのですね。
悲しいかな、子供のほうが上手です。
どんな反応をするのかと、こちらの様子を伺いながらごねているのでしょうね。
わかりました、ではギャーギャー言うと策略にまんまとはまる形になるので、こちらのやりかたを変えるしかないのです。
見つけたのが我が子に寄り添い優しく接するということです。
真剣に一人だけに費やす時間はなく、兄弟や家事にも時間が必要なんです。
仕事のようですが、一歩引いて自分を落ち着かせて優しいトーンで話しかける、あるいは答えるとどうでしょう。
びっくり、反応の変化が起きるのです。
「もうわかってくれたの?」という感じでしょうか。
「大丈夫?したいんだよね、ではこうしたらどうかな」などの言葉がけを行うのです。
- 心配する言葉がけ
- 気持ちを理解する言葉がけ
- 他の方法の提案を促す
これが黄金の変化を起こすやり方なので発見です。
子供も「もう少し優しく言ってよ」と苦情がありましたので、これを踏まえて考えたやり方です。
それからはイライラすることなく、ごねた日にはこんな時もあるのだろうと一呼吸置くようになりました。
そして、気持ちも体も子供に寄り添うのです。
これは子供に限ったことではないかもしれません。
親が特権で上から目線になったり、自分たちの都合のいいように子供たちを動かそうとするから、思ったようにはならないと感じるのですね。
親と子供という関係を超えて、小さい子供であっても一人の人間として尊重してく必要があるのだと思います。
親が変わると子供も変わります。
いい波長はいい波長を生み、親もこれからもたくさん勉強するというより、学ばせて頂いていると思って感謝して育児に勤しんでいきたいものです。
一歩引いて物事を見ると多くのものが見えてきます。
この子は何を訴えているのだろう、何がしたいのだろう。
意外とわかっているのに、用事で忙しいので子供の訴えていることはスルーしたい気持ちが、物事を見えなくしているかもしれません。
子供の年齢や心身の状態によって、関わり方も変えていく必要があると思います。
日々勉強です、一緒に子育てをやっていきましょう。
他にいい方法を考えてみました、参考にして頂ければ幸いです。
- 時間を決める/今やっていることをすぐに切り替えられないときはタイマーなどを用意して、これが鳴ったら終わりねと約束させます。意外とすんなり終われます。
- やって欲しくはないことをあえてする/出かけたいのにこれがしたいという時は、時間を少しとって、やりたいことに付き合ってあげます。こちらの状況も子供はわかってい るので、ありがとうとしばらくしたら切り替えてくれることもあります
- オーバーめに少しの進歩を褒める/とにかく少しの変化も褒める、ありがとうを伝える。すると反応が変わる時もあります。
- しばらく放っておく/もしかしたらこれが一番かもしれません、お互いが頭を冷やすために。
以上がお伝えしたいことです。難しい3歳前後のお子様と奮闘中のご両親の少しでも助けとなりますように。