1.子供の偏食
ある日突然偏食が始まりました。
離乳食が終わりに近づいた頃、昨日まで食べていたバナナヨーグルトのバナナを口から出すようになり、以来、口当たりが硬そうなものと、緑色と赤色のものに手をつけようとしなくなりました。
口まで運んでやっても口を開けずに首をふる始末です。
野菜だけに限らず、肉も魚も果物も拒み、食べてくれるのはご飯と麺類の炭水化物ばかりになってしまいました。
2.偏食との戦い
野菜を食べないならご飯も無しと1食抜いてお腹を空かせた上で野菜を出してみましたが、駄目でした。
栄養士の方に相談したところ、ハンバーグに野菜を細かく切って混ぜたり、ホットケーキに野菜をすりおろして入れることを提案して下さいましたが、そもそもお肉も食べたがらないのでハンバーグは無理です。
ホットケーキもしてみたことがあるのですが仕方なさそうに1口食べてみる程度でした。
3.一緒に料理
栄養バランスのとれた食事をするのが一番良いのは分かっているのですが、まずは食事を楽しんでもらおう、一つでも食べられるものを増やそうと思い、一緒に卵焼きを作ることからはじめました。
まずエプロンをしてキッチンに立つだけでとても嬉しそうでした。
卵を割ったり混ぜたりした後はお皿洗いまでやりたがり、時間はかかりますがとても楽しむことができました。
そして、パパに自分で作った卵焼きを自慢しながら食べてくれたのです。
4.焦らず悩まず
好き嫌いが多いのは育て方に問題があるかのように言われることもありますが、産まれ持った好みだと思います。
栄養バランスの良い食事をするに越したことはありませんがどんなに食糧難の時代でも人は生きてきました。
大人になったら自然に味覚が変わっていくこともあるので、そんなに悩む必要はありません。
焦らずにまず食事を楽しむことから教えてあげてみませんか。