下の子を褒めれば上の子がひがみ、上の子を褒めれば下の子がひがむ。
こんな時どうしたらいいのか本当に迷ってしまいます。
現在、子供たちは小学一年生と幼稚園の年中ですが、全く同じ習い事をさせています。
というのも同じ習い事でないと送り迎えなどで時間的に現実的ではないのが理由なのですが、特にその習い事で褒めたりすると習っていることが同じなので二人ともライバル心がむき出しになります。
先週も次男がスイミングの昇給テストに合格し長男は合格できませんでした。
当然、長男の方が年上なので級は上なのですが、それでもだんだんと迫ってくる次男にかなりライバル心を抱いているようです。
なるべく褒めたりすることは二人が一緒にいるときは片方をひとつ褒めたらもう片方も別の事で褒めるように気を付けているのですが、その褒めごとが少し苦し紛れに見つけたような内容だと長男はすぐに見抜いてしまうようで、かえって彼のプライドを傷つけてしまうようです。
第一子はプライドが高い?
運動系の習い事はスイミングとサッカーをしていますが、両方ともに次男の方が努力家で着実に成果をだしており、これを親としては手放しで逐一、どんな些細な事でも頑張っているねと言ってやりたいところなのですが、すべてオープンにしてしまうと今度は兄ちゃんのプライドがずたずたになってしまうので、いつもなるべくこっそりと頑張っているねと次男に伝えるようにしています。
どうしても年上の兄には親として責任やもっとしっかりしてという気持ちを押し付けてしまいがちですが、そこはなるべく抑えるようにして弟はスイミングを今回とても頑張ったけれど、兄ちゃんはいつもいつも公文を頑張って自分からしているのを知っているよ。
母ちゃんはそれを毎日見ていて、すごいなぁと本当に思っているよということは、くどいくらいに伝えているつもりです。
このくどいかなと思うくらいに伝えて、うちの場合はやっとこれが兄の自信につながるようで、先日「俺はスイミングの級は落ちたけど、公文では賞状をもらえた。」と弟に威張っていました。
兄弟どちらにしても親に認めてほしいという気持ちは必ずあると思います。
それをどの程度でそれぞれの気持ちを満たすことができるのかは未だ不明ですが、こちらがこれでもか!くらいに伝えないと、子供は母ちゃんが見ていてくれた褒めてくれたとは思わないこともあるようです。
もちろん、あまり褒めすぎられるのが好きでない子もいると思いますが、基本的に子供は親に評価されたいのだと思います。
親の評価を気にする子なんて良くない、もっとのびのびと育ってほしいという気持ちもわかります。
でも私たち大人もやはり何かをしたら誰かに褒められれば嬉しいし、もっと頑張ろうという気持ちも湧きます。
子供も全くそれと同様で、何かを見ていてもらえたと気付けば嬉しいし、それが次へのモチベーションへとつながるのだと思います。
ただ気を付けなくてはいけないなと思ったのが、日常的な事で評価して褒めたり、感謝の気持ちを子供たちに伝えなくてはいけないなと思っています。
たとえばスイミングの進級テストで、受かったことだけを大げさに褒めるのではなく、日々の練習でよく頑張ったねと常にくどいくらいに伝えてあげることの方が大事だと思います。
テストに受かったことだけを褒めてしまうと、そういうイベントごとでは頑張らなくちゃと子供が気負ってしまうからです。
日々の努力があってこそ、そういうイベント時に力が発揮できるのだと思っているので、運動会や持久走大会などの結果はさらっと触れる程度にしておくというのが私の方針です。