妊娠していることがわかってから、お子さんが産まれるまでの時間は本当に楽しみですよね。
出産が初めての場合ほとんどの方が、大人だけの社会の中にいる中に、突然赤ちゃんという存在が入ってくることに戸惑うと思います。
手足の動きも未熟で話の通じない相手とのコミュニケーションの取り方がわからずに途方に暮れることも多いです。
そんなときに、近くに子育てに慣れた人がいてくれればいいのですが、常に一緒にいてくれる人はなかなかいません。
そこで赤ちゃんとの接し方がわからないときに、どのようにしたらよいのかの解決策の見つけ方をご紹介します。
赤ちゃんへの接し方は、赤ちゃんの月齢・成長の度合いによって異なります。
赤ちゃんがどのくらい五感が発達しているのかについての情報は、最近では育児本や育児雑誌などから手に入れることができます。
例えば、赤ちゃんの耳と目の成長の度合いはそれぞれことなります。
赤ちゃんはおなかにいるとき、妊娠5か月のあたりから耳が聞こえるようになると言われています。
しかし、産まれたばかりのころは目があまり見えていません。
そんなときに離れた位置からおもちゃを揺らしても反応してくれないのは当然です。
まずは話しかけたり、お歌を歌ったりして音でコミュニケーションを図ってみます。
このように、成長の度合いでできることが分かっていれば、それに合った接し方ができます。
育児本や育児雑誌は高価なものを購入する必要はありませんが、目安として一冊持っておくと参考になり、それで安心感を得ることができます。
しかし、ここで注意しなければならないことは、本に書いてあること全てがその赤ちゃんに当てはまるわけではないことです。
あくまでも参考にする程度にしてください。
できることの順番が違ったり、他の子よりも遅かったり早かったりするのは当然です。
特に、他の子ができるのにうちの子ができないと悩む方は多いですが、そこは焦らずに見守ることが大切です。
それでもあまりにも遅い、動かないなど心配なことがあった場合には、かかりつけの小児科の医師や自治体の保健師さんなどに相談してみてください。
手足が動かせるようになり、目が少しずつ見えるようになってくると、お母さんのことがわかるようになり一緒に遊んで欲しいというサインを示すようになります。
しかし、ねんね期の赤ちゃんは自分でおもちゃを探して遊ぶわけでもなく、歩いたり走り回ったりすることもできません。
一緒に遊ぶといってもどうしたらいいのか、それを教えてくれるところがあるのでご紹介します。
最近、各自治体では子育てサロンや育児サークルのような名前(各自治体によって異なります)で就学前の子供を対象とした施設があったり、集会を開いたりしているところも多いです。
市役所や役場などで情報が得られるのでホームページで探してみてください。
まだ赤ちゃんなのに3歳や4歳の子と一緒に遊ぶのは不安だというときには、「毎週〇曜日は0歳児の日」など年齢制限を設けている場合があるので詳しく聞いてみることをおすすめします。
そういった場所に行くと、赤ちゃんが喜ぶ手遊びやお歌を教えてくれて、一緒に遊ぶことができます。
そこで覚えたことをおうちで実践してみたり、出会った他のお母さんたちと情報交換することもできます。
そういった施設では、保育士さんや助産師さんが常にいるところもあります。
日頃の悩みや心配事などを相談できる場所でもあるので、お子さんのためにもお母さんのためにも活用してみましょう。
また、図書館に行くと読み聞かせの会を開いていることもあるので、参加してみるのもおすすめです。
たくさんの絵本の中から月齢にあった本をみつけることもできます。
初めての子育ては不安なことがたくさんあると思いますが、一人で考え込んで悩まないでくださいね。
子育て経験の豊富な人や同じことで悩んだ経験を持っている人と出会い話すことで解決することがたくさんあります。
赤ちゃんのためにも、お母さん自身のためにもまずは一歩、外に出てみてはいかがでしょうか。